片側か両側か? 胸郭出口症候群(TOS).view

片側か両側か?

胸郭出口症候群に限らず、しびれの症状において、両側の自覚症状であるのか、片側の自覚症状であるのかは、大変重要なことです。


特に脊髄病変神経根障害においての障害は、同じような症状でも、両側なのか片側なのかによって、まったく違った予後を呈します。


胸郭出口症候群に於いては、両側の場合と片側の場合とが有りますが、さほど原因に違いがありません。そして、予後は大抵の場合は良好です。


胸郭出口症候群の自覚症状は、あまりはっきりとした自覚症状でないことも多く、他の病気をしっかりと診断除外することが大切です。


脊髄病変の場合は、重症の場合は、運動神経の麻痺へと発展する恐れがありますので、症状が軽度でも、両側の自覚症状の場合は、必ず医療検査をしなければないません。


検査は整形学検査にて両側の症状(手のしびれが両手にある)があれば脊髄病変を疑います。最終的にはMRI等の画像診断で決定します。


急激な外傷や急激な感染症で、脊髄病変が起きた場合、脊髄ショックという症状が出てきます。はじめは下位運動ニューロン障害の症状が出ますが、膀胱や肛門の括約筋の制御障害を初めとする、上位ニューロン障害へ発展していく事がありますので、注意が必要です。


手や足に力が入らなくなってきたり、排便のコントロールがうまく出来なくなってきたり、動作がふらつく、電気が走るような痛みが出る、などが出てきたら要注意です。


急激な事故や転倒などで神経障害の症状が出てきたら、症状の大小にかかわらず、まずメディカルチェック(病院治療)が重要です。
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