頚肋がある人がいる 胸郭出口症候群(TOS).view

頚肋がある人がいる

胸郭出口症候群に於いて、頚肋によって、神経や血管に物理的な刺激を加えて、症状を呈する場合があります。


通常は、肋骨は正常な人で片側12本ですが、先天的に頚部に肋骨を持った人がいます。肋骨は絵のように、胸部にしか存在しませんが、数パーセントの人には、頚部から肋骨の名残のような骨が見つかります。
頚肋.jpg
絵では、首の付け根辺りに、黄色い突起が出ています。これが下部頚椎6番から起きる頚肋です。


これをお持ちの方たちは、複雑な頚部の解剖学的な働きを、なおさら複雑にしています。そして、胸郭出口症候群のような、自覚症状が出て来やすいも考えられています。


検査は、レントゲン撮影で確定します。頚部を伸展し、回旋すると自覚症状は憎悪します。また、両側に自覚症状が出ることも多く、脊髄病変との鑑別が重要です。脊髄病変の場合は医療検査は欠かせません。


頚肋の場合は、骨を取ったり、削ったりする必要は無く、筋肉操作やストレッチに加えて、姿勢の矯正が効果を発揮します。筋緊張があるのは、頚部、胸部の前部の筋肉(斜角筋小胸筋)です。これらをストレッチまたは他の方法を使って、正常に戻します。そして、弱化した筋肉は、僧帽筋菱形筋ですので、これらの筋肉強化を行います。


頚部や肋骨の位置異常が正常化すると、肩甲骨の位置異常も正常化して、スムーズな生理作用が回復します。そして、胸郭出口症候群にも大いに効果が期待できます。
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